2023年9月14日、福岡県庁デジタル戦略推進室は、生成AIの有効かつ安全な利活用に向けて「生成AI庁内利活用ガイドライン」の策定をしたことを発表しました。
生成AIは、有効に活用すれば業務の効率化や生産性の向上、県民サービスの向上につながる可能性が高いとする一方で、入力された内容を学習し、その学習した内容を利用して、情報の生成を行うことで、個人情報や機密情報の流出の危険性や、差別や偏見や不適切な情報を広めてしまうリスク、生成された文章や画像が著作権を侵害する恐れがあるとの懸念もあると福岡県庁は考えています。
そこで、ガイドラインでは、これらのメリットやリスクを踏まえた上で、生成AIを有効かつ安全に利活用するためのルールを定めているほか、効果的な利活用の事例やポイントなども掲載しています。
本ガイドラインは、県内市町村にも提供しており、市町村単位でも有効かつ安全な生成AIの利活用が進むよう、県として支援していく方針です。
ガイドライン概要
- ガイドライン策定の背景
- 生成AIの現状
- ガイドラインの位置付け
- 生成AIを利活用するメリットとリスク
- 生成AIの行政事務への利活用の方向性
- 効果的な利活用に向けて
「生成AI庁内利活用ガイドライン」についてはこちらから
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/generative-ai-fukuoka-guideline.html